学生時代にデザインを専攻。卒業後はコンテンツ制作会社でソーシャルゲームのUIデザインに携わる。さらにレベルの高い環境を求めて、高クオリティのゲームを次々と開発しているCygamesに惹かれて転職。現在、大型運用タイトルのUIデザインを一手に担当している。

Cygamesは、どんなポジションでも対等。
判断基準は「ユーザーのためになるか」だけ。

小さい頃からゲームが好きで、絵を描くことも大好き。そんな私が志したのが「UIデザイナー」という仕事でした。ゲーム中に登場するイラストと背景以外のグラフィックをすべて制作して、画面をデザインするのがUIデザイナーの役割。いわば、ゲームの骨格を作っていく仕事です。私はCygamesに入社する以前も別の企業でソーシャルゲームのUIデザインを手がけていました。しかし、この業界はディレクターやプランナーとUIデザイナーの関係性に微妙なパワーバランスが生じることが多くあります。前職では「こうしたほうがユーザーは使いやすい」と思っても、なかなか意見が言えない、通らない日常がありました。しかしCygamesは、あらゆるポジションが平等な関係にあり、UIデザイナーも自由に意見が言える風土があります。私が懸念点を指摘すると、ディレクターやプランナーはきちんと耳を傾けてくれて、理にかなっていればすぐにゲームに反映される。判断基準は「本当にユーザーのためになるかどうか」ということだけであり、全員が「ユーザーに絶対に楽しんでもらいたい」という強い気持ちを持ってゲームを作っている。こうした環境なのでモチベーションもおのずと上がります。

普段ゲームをしない人でも、ゲームを楽しめるか?徹底的にユーザーのことを考え抜く。

ユーザーが快適にゲームを楽しめるかどうかは、UIデザイナーの力にかかっていると言っても過言ではありません。たとえばスマホでゲームをしていて、ページ遷移のボタン操作に違和感があると、ユーザーはストレスを抱えてゲームに没頭できなくなる。私がいつも意識しているのは、あらゆる可能性を考えること。ユーザーの方は、ゲームをやりこんでいる人ばかりではありません。新しい画面の制作依頼が来た時は、いったん自分の頭のなかをすべてリセットし、「ゲームを知らない人が初めてこの画面を見たらどう思うか」という視点でデザインに取り組んでいます。操作性はもちろん、色使いにも気を配れるよう、色彩の勉強もしています。すべてのユーザーがこのゲームを楽しめるように徹底的に考え抜く。CygamesほどUIデザインにこだわっている会社は他にないと自負しています。

ゲームはどんどん進化している。
新しいUIデザインをいち早く確立したい。

私はCygamesのゲームが好きで、自分の手でデザインできることをとても幸せに思っています。そして好きだからこそ、多くのユーザーから愛されているこのブランドを絶対に傷つけたくないという使命感もある。誰か一人でもこのゲームを楽しめない人がいたら、とても悲しいです。だから、「これぐらいのデザインでも大丈夫だろう」という姿勢は自分でも許せないし、Cygamesの考え方にも反しています。もちろんその分、苦労は尽きませんが、ユーザーから評価をいただけると心から嬉しいです。先日、CEDEC(日本最大級のゲーム開発者カンファレンス)でCygamesのUIデザインの考え方を発表したところ、評判を呼んでSNS上でもCygamesを讃えるコメントが数多く流れ、それを目にした時は本当にモチベーションが上がりました。最近では、VR(仮想現実)技術を使った新しいゲーム端末も登場しています。VRコンテンツの開発にも少し関わったのですが、VRの世界ではまた新しいUIデザインが求められる。それをいち早く確立し、ゲームの最先端をUIデザインの側面からもリードしていきたいと思っています。